がん遺伝子治療


がんとは?
人間の体は「細胞」からできています。正常な細胞は、体や環境の状態に応じて細胞分裂をしたり、止めたりします。そうすることによって、健康が保たれる仕組みになっているのです。
ところが、がん細胞は正常な細胞と異なり、活発な細胞分裂をし続け、増え続けてしまうことがあります。その細胞が「がん」化し周りの組織の働きを邪魔して、体に悪影響を及ぼすことになります。

遺伝子によるがん予防
In English

がん細胞遺伝子とは?
細胞ひとつに約3万個の遺伝子が存在していると言われています。
この中に、「がん遺伝子」と「がん抑制遺伝子」と呼ばれる遺伝子があります。
•がん遺伝子
遺伝子自体の働きが過剰、または異常になると細胞をがん化させる遺伝子
•がん抑制遺伝子
細胞のがん化を抑制する作用を持つ遺伝子

これらの遺伝子に傷がついた時に、正常だった細胞が「がん化」していきます。これらの遺伝子の一つに傷がついてすぐに「がん」になるわけではなく、長い時間をかけて、さらに多くの「がん遺伝子」や「がん抑制遺伝子」に傷がつき、遺伝子の異常な状態のままだんだんと複数の異常を持つ悪性度の高い細胞」になり、さらに増殖しながら周囲へ広がっていくのです。これが、「がん細胞」です。

遺伝子に傷がつく原因としては 次のような項目が原因になると考えられています。
•食習慣やストレス
•ホルモン(エストロゲンなど)
•放射線、紫外線
•ウィルス(C型肝炎ウィルスなど)
•発がん物質(アスベスト、食品添加物、カビ、タバコの煙など)

がん遺伝子治療のポイントとして、以下の4点が上げられます。

1.がんステージに関係なく効果が期待できる

がん遺伝子治療はがんのメカニズムの根本に働きかける治療法のため、がんの進行状況に関わらず治療を行うことが可能です。

2.強い副作用がなく、体への負担が小さい

現在、がんの治療法として確立しているのは、外科手術、放射線療法、化学療法です。これらの治療法はがん細胞に限らず、正常な細胞も傷つけてしまうために様々な苦痛が伴います。 そのため、がん治療=辛いというイメージをもたれがちです。しかし、遺伝子治療は副作用が少ないため、体への負担が最低限で済みます。

3.抗がん剤や放射線治療との高い相乗効果

抗がん剤治療や放射線治療などに加えて遺伝子治療を行うことで、相互作用により高い効果が期待できます。抗がん剤治療や放射線治療の副作用を抑えながら治療効果を得ることが可能なので、治療の選択肢の幅が広がります。

4.通院での治療が可能

がん遺伝子治療は点滴を中心に行うため、日常生活を送りながら治療を行うことが可能です。

治療の流れ

がん遺伝子治療は、点滴を基本としながら通院で行われます。治療は1クール8回~12回程度が標準的です。副作用が少ないので遠隔地からの患者様の場合、短期間で集中的に治療を行うことも可能です。患者様の全身の状態を考慮した上で無理のない治療のプランをご提案いたします。

■治療の流れ

1.ご来院・カウンセリング
2.治療プランのご提案
3.治療への同意
4.検査または治療1回目
5.評価

がん遺伝子治療の安全性について

遺伝子治療臨床研究の対象外で未承認の治療法のため公的機関からの発表はありませんが、末期がんの方を中心にした過去100例前後の症例では重篤な副作用は報告されていません。

当院の患者様の声

空腹時にむかつきと吐き気があり、内視鏡検査をしたところ胃がんと診断されました。スキルス胃がんステージ4bと診断され、根治手術は不可能といわれショックを受けていました。腹膜播種とリンパ節への転移も認められました。 2ヶ月後くらいに家内の勧めで遺伝子治療を受けることを決意し、点滴による投与を開始しました。一般的な抗がん剤も併用しましたが、半分の量に減らしました。3ヶ月後、腹膜播種とリンパ節転移が改善し、根治的な胃がん手術が可能なまでに回復しました。これからも希望を持って治療を続けていきたいと思います(60代女性)

ずっと体調不良が続き、受診したところ大腸がんでした。腹膜播種・膵浸潤を認め、腫瘍の切除が困難な状態でした。抗がん剤を投与し、腫瘍が縮小すれば手術を再検討できると言うことで投与を開始しました。より確実に腫瘍の縮小を狙うために、現行の抗がん剤治療と遺伝子治療のコンビネーション治療を行うことにしました。週に1~2回、12週にわたって点滴治療を行ったところ、CT検査にて原発巣および転移巣の縮小、血液検査にて、腫瘍マーカーの正常範囲内への低下が認められたことにより、根治手術を施行できることになりました。病理診断では摘出したがん細胞のうち、約1/3が死滅していたと言います。遺伝子治療を選択して本当に良かったと思いました(20代男性)

医療法人社団悠健ドクターアンディーズクリニックについて

医療法人社団悠健ドクターアンディーズクリニックは、厚生労働省が認定した認定再生医療等委員会によって、安全性、有効性等について審査を受け、第三種再生医療等提供計画番号を取得した医療機関です。免疫細胞療法のほか、遺伝子療法、Dr. Andy’s Iodine LF ヨウ素療法、大量自家血オゾン療法、高濃度ビタミンCなどの補助療法を行っています。また、エクソソーム・核酸療法などの最先端の臨床学会発表と論文の勉強も行っています。31年の歴史のある当クリニックは、地域医療貢献をはじめ、国内外から多くの患者様が来院されます。がんでお悩みの方は、是非一度お気軽に当クリニックにご相談ください。

お気軽にご相談ください

がん遺伝子治療に関して不安な点がございましたら、当クリニックまでお気軽にお問い合わせください。

 

こちらもご覧ください

超早期がん検査
がん免疫細胞療法
特殊検査
血液クレンジング
ウルトラプラセンタ
医療水素酸素治療
高濃度ビタミンC点滴
キレーション療法

Translate »