院長プロフィール
経歴
国籍:英国
1974 | 国立岐阜大学医学部入学 |
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1976 | ロータリー米山記念財団奨学生 |
1981 | 国立岐阜大学医学部卒業 |
1981 | 日本政府文部科学省外国人国費研究奨学生 |
1986 | 国立岐阜大学大学院 整形外科学修了 ガン治療と免疫研究で医学博士取得 |
1986 | 名古屋大学形成外科勤務後、欧米の有名な薬学科学者、アンチエイジング専門医、美容外科、 美容皮膚医 のもとで研修、研究を進める |
1989 | 東京・六本木にドクターアンディーズクリニック(ライフスタイルマネジメント医療:美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング)開設 |
1999 | カナダのトロントに北米研究所を設立、医薬品の開発とナノテクノロジーレベルの「経皮吸収ドラッグデリバリシステム」の研究を始める |
2012 | 中国大連大学の客員教授に就任 |
2018 | 医療法人社団悠健ドクターアンディーズクリニック設立 (腫瘍内科、超早期がん・がん検査・予防・治療・泌尿器科、形成外科、美容外科、美容皮膚科) |
2019 | カタール国医師免許証取得 |
所属学会
日本美容外科学会正会員
日本形成外科学会会員
日本整形外科学会会員
国際遺伝子免疫薬学会会員
日本抗加齢医学会会員
国際抗老化再生医療学会会員
日本臍帯・胎盤研究会会員
フランス・メソセラピー・ソサエティ学会正会員
ヒトと伴侶動物の比較医学研究会正会員
日本オーソモレキュラー医学会会員
日本癌循環器学会会員
日本アフェレシス学会会員
日本先制臨床医学会会員
日本がん転移学会会員
JAPSAM PRP幹細胞研究会会員
日本運動器移植・再生医療研究会会員
人の役に立つ技術を学ぶ、父から受けた教えのもと医学の道へ
私が生まれ育ったのはイギリスで、銀行家だった父からは手に職をつけ人を助けることの大切さを教えられました。医学の道を志したのは、その父の影響が大きいと感じています。
日本へ来たのは1971年のこと。経済大国だった日本で学んでみたいと考えたからです。まずは日本語の習得から始め、国立岐阜大学医学部に入学。大学院で整形外科と腫瘍学を学び、がん治療と免疫研究で医学博士を取得しました。大学院では骨肉腫を中心とした軟部・骨腫瘍の研究と並行し、手術など臨床の現場に立っていました。整形外科の手術では手術後の傷跡も患者さんのストレスの1つです。そこで少しでも治療後の状態を改善したいとの思いから、形成外科治療や美容医療にも取り組みました。
大学院修了後は名古屋大学形成外科で勤務ののち、欧米の有名な薬学科学者、アンチエイジング専門医、美容外科、美容皮膚科医のもとで学び、1989年、ライフスタイルマネジメント医療、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング治療を提供するため、東京・六本木に『ドクターアンディーズクリニック』を開院いたしました(「六本木駅」6番出口より徒歩1分)。2018年には、『医療法人社団悠健 ドクターアンディーズクリニック』を設立し、再生医療、がんの早期発見・治療、美容医療など、よりよい治療の提供を目指しています。
がんに対するエッセンシャル統合医療と美容医療
厚生労働省が認定した認定再生医療等委員会によって、安全性、有効性等について審査を受け、再生医療第三種「がん免疫細胞療法:NK細胞療法, αβT細胞療法、γδT細胞療法、樹状細胞(DC)ワクチン療法、NKT細胞標的療法」の再生医療等提供計画を取得した医療機関です。また、Dr. Andyはがんのエッセンシャル統合療法を発足し、海外からの患者様には大変人気を集めています。がん早期発見・治療経過を反映するリキッドバイオプシー「血中循環腫瘍細胞(CTC)」によるPD-L1, ctDNA, cfDNA, exosomeDNA, がん幹細胞他をはじめ、特殊遺伝子検査「Guardant360:ガーダント360」、がんの検査を一早く導入しているクリニックです。「がんの消去」を目指すエッセンシャル統合療法は、これらの精密検査を含んだDr. Andy’s Iodine LF ヨウ素療法、がん免疫細胞療法、遺伝子療法、大量自家血オゾン療法、高濃度ビタミンC療法、がん患者様用食事療法の集学的な療法の総称です。31年の歴史のある当クリニックは、地域・国際医療貢献をしている。がんでお悩みの方は、是非一度お気軽に当クリニックにご相談ください。「がんの消去」、「がんが住みにくい体づくり」を目指すエッセンシャル統合医療をおこなっています。こうした多方面からがんの集学的療法をおこなうことで、早期がんの発見から、末期がんの治療まで幅広いがん治療を提供するのが当クリニックのがん治療の特徴です。現在クリニックではカナダトロントにラボを設置し、各方面の専門家が日々研究をおこなっています。今後も科学者の方々と研究・開発を進め、迅速で効果的な治療を提供したいですね。
さらに、厚生労働省が認定した特定認定再生医療等委員会によって、安全性、有効性等について審査を受け、再生医療第二種「脂肪由来間葉性幹細胞による慢性疼痛治療」の再生医療等提供計画を取得した医療機関でもあります。
脂肪由来間葉性幹細胞再生医療による慢性疼痛の改善
再生医療とは何か。私たちの身体の中の細胞には、再び細胞を生み出す特別な細胞があります。それこそが、「幹細胞」です。このうち、脂肪由来間葉系幹細胞を用いた神経再生と身体機能の改善を目的とした治療が当クリニックの幹細胞再生医療の1つです。
「慢性疼痛」という言葉をご存知かと思います。慢性疼痛には様々な”カタチ”がありますが、要するに、原因が除外されているにも関わらず、痛みが続いてる状態を言います。慢性疼痛は未だもって有効な治療法はないとされていますが、ご自身の脂肪の中の幹細胞を利用することで、傷ついた組織を修復し、痛みの原因となる炎症を抑えることで疼痛改善を図るのが幹細胞再生医療です。またこの療法をおこないますと、免疫の活性化や美白等、アンチエイジングの効果も期待されています。
この療法は副作用の心配がなく、末梢神経の炎症部位や過敏になっている末梢神経障害の部位に直接作用することから、根治的な治療となり得ると大きな注目を集めています。
思いやりの心を持ち、患者さん一人一人と向き合う
全ての診療でまず最初におこなうのは丁寧なカウンセリングです。適切な治療をするためにも患者さんと向き合うことは必要不可欠です。こちらではおひとりにつき1時間ほどの時間をかけじっくりとおこなっていきます。大切にしていることは「患者さんのお話をよくお聞きすること」、そして「説明をしっかりとおこなうこと」の2つ。「説明」とは良いことだけを言うのではありません。治療の限界についてもしっかりとご説明し、患者さんに治療のメリットからデメリットまでご理解いただきます。また、治療が始まってからも同様です。あくまでも優先するのは患者さん1人ひとりの利益なのです。
また、それにプラスしておこなっているのが、専門家の立場から見たさまざまなアドバイスです。現在は、インターネットの発達により一般の方でもさまざまな医療知識を手に入れることが可能です。しかし、その中には誤った情報や患者さんに適さない情報もあります。そうした情報を専門家の立場から正していくことも医師としての仕事の1つだと思っています。
そして、診療全般では思いやりの気持ちや奉仕の心を持つことを最も大切にしています。医師の仕事を離れたプライベートでも奉仕の心を実践するため、子どもの虐待防止や貧困対策といったNPO法人での人道的な活動もおこなっています。日本でもこうした児童虐待や貧困はニュースになることも増えてきましたので、関心がある方もいらっしゃると思います。興味のある方はお気軽にご質問ください。
当クリニックは六本木駅6番出口より徒歩1分の場所にあります。月曜日から土曜日の10時から19時まで。お電話でのご予約も可能ですので、まずはお気軽に足を運んでください。
これから受診される患者さんへ
日本ではがんの患者さんは年々増加し、現在日本人の2人に1人はがんになると言われています。当院でも受診される患者さんの半分はがんでお悩みの方です。しかし、がんは早期発見・治療することで完治することも可能な病気です。当クリニックではリキッドバイオプシー検査、mRNAがん検査といった方法を用いて、90%近い確率でがんの早期発見をおこなっています。
がんには遺伝由来のものと、生活習慣病由来のものがあります。近親者にがんの罹患者がいなくても、日々の生活習慣でがんになる可能性も十分にあるのです。がんについて分からないことや不安がある場合にはお気軽にご相談ください。当クリニックではセカンドオピニオンもお受けしています。
また、美容医療では31年以上の実績とスキルを活かし、お一人お一人に合わせた治療を提案させていただきます。痩せたくて努力しても結果が出ない、一度痩せてもリバウンドしてしまうといったお悩みがある方はご相談ください。
ボランティア活動について
私は国際ロータリークラブに所属し、仲間と交流してより深く日本への理解を深めるとともに、ボランティア活動をライフワークにしています。今、力を入れているのはポリオの撲滅プロジェクトです。ポリオは半世紀ほど前に大流行し、近年ではほとんどなくなっていたのですが、最近、再びポリオの感染者が急激に増えています。ですから、オークションやチャリティーコンサートなどをして寄付金を集め、子どもたちの予防接種の資金などに充てたいと考えています。私は過去30年間で、70ヵ国をまわり、女性の社会的地位の向上や飢餓貧困の救済、疾病予防などさまざまな人道的プロジェクトを行ってきました。なぜ、奉仕活動をするのか? それは私にとって普通のことであり、人々を助けることが私の人生だからです。私は常にアンテナを立て、どういうふうに人を助けることができるのかを考えています。何か必要なことがあればすぐに反応します。ですから、3.11の東日本大震災の時も、メンタルケアのために、30数回、東北に足を運びました。今現在は、国際ロータリーの仲間を日本の「見えない子供の心の貧困、貧困連鎖対策研究活動」などに力を入れております。こうした活動は、時間を作って行うのです。その他は国際ロータリーを中心に、数多くの人道的プロジェクトや国際奉仕活動に励み、国際ロータリー最高栄誉賞 (Service Above Self Award)受賞。
最近の活動はこちらから
プライベートの過ごし方
趣味はたくさんあります。オペラが好きで、私自身も歌を歌いますし、生け花は日本の錦花池坊の師範を目標にして、毎週クリニックに飾る花を生けます。日本料理やイタリア料理などおいしいものを食べることも好きです。ウォーキングやランニングもしています。私は、仕事や趣味などいろいろなことをしながらも常に今のしていること、次にすることを考えています。「Always on the Go」いつも進んでいます。
患者さまへのメッセージ
私の診療は「聞きます、診断します、治療します、解決します」ということです。私は、これまで培ってきた知識や技術、経験を駆使して、患者さんのお役に立ちたいと思っています。私は医師ですが、人間ですから、体調を悪くして他の病院に行くこともあります。そうした時は、自分で予約をしたり、朝から診察券を出して順番待ちをする一人の患者です。初めての病院に行くときや知らない医師に会うとき、緊張したり、不安になる気持ちは、私にもよくわかります。ですから、皆さんが当院に来るとき、気軽に来てくれることはもちろん、重い気持ちで訪れるのもいいと思います。私が、当院に足を運んでくれた方にまず伝えたいのは、来てくれて「ありがとう」という気持ちです。治療をして、患者さんが喜んでくれること、それが私の幸せです。
韓国全州地方の無医村地域に、疾病予防・がん健康診断・衛生維持・保健教育に関する大型プロジェクトです。
(2018年 11月)
ベトナム、ダナン大学医学部付属病院にて、がん治療グループの医師達にがん免疫細胞療法をについて説明。
(2018年 10月)